こんばんは、るーるーです。
私のおばあちゃんは、もうなくなりましたが、私たちが実家にいる間は、私や弟の事を毎日、日記に書いていたみたいでした。
自分の事を日記に書かれるのが嫌だったので「書かないで!」なんて抗議したこともありましたが、今、自分が子育てしてみて、日記に書き留めておきたい気持ちがわかるようになりました。
なぜ子どものことを日記に書くのか
- 子どもって、ちょっとしたことに感動したり、いつも楽しそうに遊んでて、その様子を見ているとこっちが幸せを感じるから、こんな幸せを感じた時間を忘れたくなくて
- 子どもや、私の親や家族と過ごす時間は限られていて、とても貴重な時間だと感じるようになったから
- 私自身の人生を後から振り返ったときにこれらは、大切にしたい思い出だから(日記を書いておかなくても覚えていられる人もいるかもしれませんが)
- あとで子供に「小さい時はこんなふうだったんだよ~」と教えてあげるため
今私の子は2歳ですが、とってもかわいいことを言うんです。
「ママ、おばあちゃんにならないでー」
「おばあちゃんになったら、私が本当のママに戻してあげる!」
とか、
「ママはかわいいから、ママにやってもらいたい」
とか言うんですよ嬉しいです。
大切な人と一緒にいる時間が有限だと感じるようになった理由
子どもが生まれてからあっという間に成長するのを目の当たりにしたからです。
赤ちゃんのハイハイの時期はもう帰ってこないし、後追いの時期はもう終わりました。
その変化のすさまじさに驚いていて、多分、小学校に入るころには「お母さんより友達」になりますよね。
おしゃべりができずに子どもと意思疎通ができないときは、なぜ泣いているのかわからず、すごく辛かったのに、子どもが「ママー」って言って甘えてきてくれる今の時間が限りある貴重な時間だなと感じます。
子どもの「今」はもう本当に今しかなくて、1週間後にはまた別の事を言い出したり、やりだしたりどんどん変化していきます。
このような子どもの姿を見ていて、「ああ時間は有限だ」と実感することができたのです。
子どもとの時間も貴重だとすると、私自身の親や夫との時間も貴重ということになります。
親とは離れて暮らしていますので、ときどきしか会えません。
親と一緒に過ごせる時間はあと何日あるんでしょうか。
たくさん孫を連れて行ったり、来てもらったりして、なるべくたくさん思い出を作っていきたいと思っています。
思い出を作るってことは、お出かけすることが全てではない
素敵な思い出になる、素敵な瞬間は、大切な人との日常に沢山あるのだということを私は子育てで学びました。
- 大切な人が話した内容
- 大切な人のしぐさ
- 大切な人が、どういうときにどんな顔をしているか
- 一緒に何をしたのか
- 一緒に何かを食べるときに、どんな幸せや楽しいことがあったか
- 一緒に時間を共にしたこと
これらをよく見て、感じるようにしていると、嬉しいな・幸せだなという感覚が増えていくと感じています。
じいじが、孫と接する時に嬉しそうだったこととか、ばあばが孫を抱きしめているときとか、子どもがじいじやばあばを好きになっていくところを見ているとすごく嬉しいです。
こどもが周りの人と関わっていくことで、みんなが笑顔になっていきます。
大切な人と一緒にいる時間、これが生きている喜びではないでしょうか
私は子どもが生まれるまでは、「自分自身が何かを成し遂げなくては」とか「すごいと思われている職業につかなくては」とか「何か人のために仕事がしたい」とか「良い思い出は特別なところに行かないと作れない」と考えていたような気がします。
そんなふうに考えているときは、いつの間にか生きているのが苦痛になっていました。
ですが、今私が重視しているのは「生きているのが楽しいこと」です。
もう、特別なことをする必要はないと感じています。
生きているのを楽しむには、大切な人のことを良くみて、関わり、その一瞬一瞬を楽しむことだと思うようになりました。
まとめ
おばあちゃんが私たち孫の事を日記に書いていたということは、おばあちゃん自身も私たちを過ごした時間を幸せだと感じてくれていたということだと思います。(もちろん、生意気や言うことを聞かなくて困ったことも書いたかもしれませんが)
おばあちゃんが亡くなってから、「おばあちゃんが私たちと過ごした時間はどうだったんだろう」と考えたら、私たちが実家にいるうちは良かったんじゃないかなと思います。
実家を出てからはどうするべきだったか、そこまではまだ考えていません。
実家を出てからは、実家に帰省する度、お小遣いをくれたり、「そんなかっこで寒くないか、あったかくしろよ」といつも言っていました。
時々手紙も書いてくれたので、少し文通もしました。
おばあちゃんが、私たちを可愛がってくれたことをとてもうれしく思います。
そして、「そういう愛をわが子にも伝えていきたいな」と思うのです。
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