子育てでイライラし、言うことを聞かせようとして支配的になってしまう

こんばんは、るーるーです。

この間、私の両親と弟と、わが子と一緒に旅行に行ってきました。

そこで、私の両親のやりとりを見て考えたことがありました。

子育てでイライラし、言うことを聞かせようとして支配的になってしまう原因

自分も親に支配的な言動をされてきたから

『毒母の棘』という毒親に育てられた人がどうしたら子どもにうまく接することができるかなどを書かれた本でも、親にされたように子どもにしてしまうことを書かれていますし、

他の沢山のインターネットのサイトでも、自分の性格や言動は、抵抗しつつも親に似てしまうことが書かれており、良くも悪くも子育てのやり方や、その人の態度などが子孫に受け継がれていってしまうことは、だんだんと認知されてきているんだと思います。

私も、自分がうまく子どもを愛せないことや、親との確執で苦しんだことがあったので、いろいろ調べていくうちにわかったことです。

 

旅行中、私の母の、わが子に対する言動は、やはりコントロールして親の都合に合わせようとするものでした。

私の母は、子どもが母の予定に合わせないで言うことを聞かないと、

「服を着ないなら、置いていくよ」

とか脅したりします。

それに、自分が何かをやっているとき子どもが近づいてくると何かと理由をつけて

「あっちいってて」

とか言います。

これを私の子に言ってるのを見たとき、大人なら母の気持ちは理解できるけど、小さな子供にとってはけっこう傷つくんだよなあ。と私の子に同情しました。

ですが、私も母と同じようなことをわが子に言ってしまうことや、言いたくなってしまうことがあるのです。

例)「あっちいってて」「~しないなら~だよ」

そんな風に母から言われると悲しいのはわかっているので、わが子にはしないようには心がけていますが・・・

しかし、何か自分がいっぱいいっぱいな時に、自然と、自分の中から出てくる感情や言葉は、母が私に言ったのと同じようになりやすいことに気が付きました。

親に育てられたように、子どもを育ててしまうということは、世代間連鎖と言われています。

世代間連鎖で調べたところ、わかりやすいサイトがありましたので、以下にリンクを載せておきます。

http://www.dansyu-renmei.or.jp/kouza/kouza2.html 「全日本断酒連盟のひとくち口座」

疲れているから(睡眠不足も含む)

特に子供が0歳1歳くらいで、夜中に頻繁に起きたりする時期には、ママは睡眠不足になってしまいます。

1時間ごとに起こされたりしていると、だんだん精神状態が悪くなっていくのを私も経験しました。

睡眠不足なら、まず寝る時間を確保したいですね。

それと、夕方になってくると親も疲れてくるのでイライラしやすくなります。

子育てでイライラし、言うことを聞かせようとして支配的になってしまう時の対策

子どもが寝る前の歯磨きを嫌がってしてくれないとき、何度言ってもだめで、イライラしてしまいました。

そういうイライラしているときって「なぜ何回も言わなきゃならないのか、もう疲れた。虫歯になってもしらん。」とか、思ったりしています。実際に夜なので親も疲れている、というのもイライラの原因かもしれません。

もう寝る時間だったので、私は断固譲らず、「歯磨きしてねるよ!」とそれ以外を認めない態度でしたが、子どもにとっては、寝る時間とかまだ時計も読めないわけですし、突然寝る時間がやってくるので、理不尽かもしれません。

以下4つの対策を考えました。

1.時間が迫っている、などの大人の都合(子供のためを思ってのことも含む)を押し付けない

例)「9時になったら寝なければならないのだから、問答無用!」

という考えで接すると、子どもにとってはなぜそうなるのかわからないし、まだ時計も読めないので突然寝る時間が来て理不尽。

2歳の子どもであっても命令されたくない気持ちはあるので、イヤイヤ、断固拒否されてしまう。

2.きちんと子どものペースも考えてあげて、もしも何か遊んでるのであれば、一回だけやったら寝ようね、などと子どもと一緒に話し合う

子供の立場に立ち、これからの見通しについて話したり(「歯磨きしたらおねんねしようね」など)、少しずつ、約束を取り付けたりして目的を達成するのが理想だと思っています。

3.何かしてほしいことがあれば、楽しくできるように工夫する

服を着てほしい時なら、「○○ちゃん電車が、おむつトンネルをくぐります~」と言ってオムツをはかせてあげたり、手伝う。

歯磨きしてほしいなら、「○○ちゃんの歯にばい菌がきて、歯が泣いてるよ?○○ちゃんの歯が、○○ちゃん、助けてよーって言ってるよ」などと言って誘うとけっこうやってくれる。

4.イライラしたら、正直に気持ちを伝える

怒りたくなったら怒ってもいいと思うのですが、脅すのではなくこんなのではどうでしょう。

「ママ、○○ちゃんが歯を磨いてくれなくて、ずっと待ってたんだけど、もう疲れちゃった。嫌な気持ちになっちゃったプンプン」

と正直に気持ちを伝えるのは大事だと思います。

2歳くらいだと、こうすると、相手がどうなる、ということもだんだんわかっている気がするし、こうするとどうなるか、ということを色々と試している時期なので、こうするとママが嫌がるということはわかってもらった方がいいと思います。

脅して言うことを聞かせるのではなく、自分の気持ちを正直に言うだけですね。

 

うまく子育てできない自己嫌悪への考え方

自分の親より少しでもいい子育てができれば良い!と考えると私の場合楽になります。

できないとき、

「私は超支配的な親の元で育ったから、私もこうなってしまうんだ」とか

「支配的な親に育てられた私には、優しく子どものペースを待ってあげるなんてできないかもしれない。」という無力感とか

「支配的な親が嫌なのに、私まで支配的になってしまうなんて、なんてダメな親なんだ」と自己嫌悪に陥ってしまったりします。

 

けれども、「親のようにはなるまい、親のこういうところは子育てのやり方良くなかったよね」と自覚していれば、気を付けますよね。実際、私は、世代間連鎖を断ち切ってやる!という意気込みで子育て本を読んだり、支配的な言葉を言いたいけど言わないようにしているので、子育ては、私の両親よりは支配的ではなくなっていることは確実です。ここは自信があります。

 

親と同じように子育てしてたとしても頑張っているのには違いありませんし、子育てはパーフェクトにはいかなくても、親よりも少しだけでも良い子育てができれば、世代間連鎖を少しいい方向に直した。ということだと思います。

 

まとめ

子どもに合わせるのって本当に忍耐力がいります。

子供の気持ちを聞いてあげたり、何かやりたいと思っているんだったらそれをやらせてあげたとしても、歯磨きなど、やらなければならないことをやってくれる保証はありません。

それに、いつやってくれるか、いつまでこちらは待っていなければならないのかということも未知なので、不安になってくる気持ちもあります。

だけど、叱るときは叱り、ダメな理由を言い、何回もいけないことを繰り返しても、また同じように理由を説明していくしかありません。

イライラしたら、脅すのではなく、自分の怒っている気持ちを正直に伝えるのがいいですね。

「ママが優しく磨いてあげるからね~ニコニコ」と優しく楽しく導いていけたらそれも素晴らしいですね^^

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