少子化の原因の一つは「毒親育ち」ではなかろうか

毒(大)

毒親について私も悩まされていたのですが、連絡を絶つことによって心身ともに健康になってきました。
毒親のことを調べていくうちに、毒親が少子化の原因の一つになっていることに気づきました。

毒親だけでは少子化になりません。ここに情報社会、豊かで娯楽が多い社会という要素が加わることによって少子化につながると思います。

※私の記事では、私の体験や小町・知恵袋などで調べた毒親育ちの特徴をもとにして書いていきます。どんな環境で育ったかというのは、自分で客観的な認識をするのが難しいため研究として扱うのも難しいのではないかと思います。従って、小町・2ちゃんねるなどの掲示板の情報を取り入れるのも間違いではないと思います。

まず結婚するまでが大変

毒親育ちの恋人との関係について考えてみます。

誰かと恋愛関係になっても、毒親育ちは良い関係を結ぶことが難しいです。

見捨てられ不安によって、相手を束縛してしまったり、ひどい言葉を言ってしまったり、ひどい言葉を言っても悪意がなければいいと思ってしまいます。

否定的な言葉や考え方が多く、相手を傷つけてしまいます。

そうしているうちに、相手も混乱したり疲弊してゆき、破局に至ります。

結婚しても長続きしにくい

なんとか結婚できたとして、それからが大変になるかもしれません。

恋人同士のときには見えなかった部分が見えてきて嫌になるのは、健全な人でもあり得ると思います。

また、遠慮がなくなってしまうことでますますひどい言葉を相手に投げつける可能性があります。結婚しているという安心感から、暴力までしてしまうかもしれません。

殴ったりの暴力も、言葉の暴力も、決して親しいからといって許されるものではありません。

しかし、女性から男性への暴力は、男性にはかなわないという安心感からしてしまう人もいると思います。ドラマなどで女性から男性へビンタするシーンなどの影響も少なからずあるでしょう。

私もこれぐらい大丈夫じゃないか、という気持ちがあり夫に当たってしまったことがあります。

そうすると私の意に反して、夫はとても嫌がりました。「これぐらい何よ」と思いその時はイラッとしていました。そして私たちは離婚寸前にまでなってしまったのです。

この「これぐらいなんだ」という判断基準は自分の物差しでしかなく、相手にとっては不快であることもあるのですね。

そしてその後私自身に注がれた毒を癒していく中で、親しき中にも礼儀ありがとても重要なことだとわかりました。

このことを親に言っても全く聞いてもらえません。親しい人には無礼が許されると思っているようです。以前の私のように。

子どもを欲しいと思えない

  • 子どもが甘やかされているのを見ると嫌な気分になる~自分は甘えられなかった等
  • 子どもは自分が生きてきたように窮屈な思いをするだろうという予測をしてしまう
  • 子連れの親子が幸せに見えない(主観)~親は自分が子育てのために犠牲になって大変だー大変だー、と言っていたから
  • 子どもなんて負担でしかないと思ってしまう~同上

幸せな家庭が想像できないから自信がない

他の家庭のことを知る機会はあまりないですよね。結婚するまで比較対象がなく、それまでは自分の家庭がどうか、などとあまり考えたことはありませんでした。

考えたとしても、ちょっと変わってるけどこんなものか、というぐらいでした。

しかし、結婚して相手が自分よりもまともな家庭で育った人だった場合、自分の家庭のおかしな点がわかるようになります。

そして私はいかに自分の家族が人や家族に対して失礼なことをしているかに気付きました。

そこから、自分の親がどうだったのか、今まで見えなかった良くないところがどんどん見えてきました。

そして自分に染みついてしまった悪い家族のやり方をこれから変えていこうとしたときに、手本がないためどうしたら幸せな家庭を作ることができるのかわからなくなってしまいます。

健全な家庭で育った人は家族を作ることに積極的

生きていて幸せだと思うという人にとっては家族を作ることに違和感はないようです。

確かに、生きていて幸せだと思うなら新しい命にもこの世の幸せを感じてもらいたいと思えるはずです。

実際に私よりも健全な家庭で育った私の夫は、家族を作ることに前向きです。

生きていて幸せだと思う瞬間がなければ子供を作ろうと思うことはないと思います(自分の老後の面倒をみてもらいたいなどの利己的な発想は除く)。

少子化の原因で考えられるもの

  • 毒親に育てられたので家庭にいい印象がない
  • モラハラが普通の環境で育っているので、無意識に人にモラハラしてしまう、などして関係が続かない
  • 毒親は意識しなければ連鎖するので、自分も子どもに同じ事をやってしまうのではないかという不安で子供を作らない
  • 妊娠・子育てをする人は会社や同僚などに迷惑がられる現実がある
  • 妊娠適齢期、結婚適齢期に大学を卒業したばかりで、仕事を一生懸命やりたい時期だということ
  • 妊娠・子育てをバカにしている(仕事している人が偉くて、子育て中や主婦は偉くないなどの価値観)
  • お金がない、派遣やアルバイトだけじゃ妻や子供を養えず結婚してもらえない
  • 子育てにお金がかかりすぎる
  • 一人で寂しいと思うことがない(一人暮らしをしていないと寂しいと思わないかもしれない)

私が考える少子化改善法

  • 妊娠・子育てに関して社会が寛容になり、サポートすること(大学まで無料にする、妊娠の可能性のある人を採用しないのは禁止する、妊娠して職場に欠員が出ても大丈夫な環境づくりなど)
  • 毒親に育てられた人は連鎖しやすいので、毒親について義務教育で学ぶ機会を設け、健全な家庭とはどういうものか、自分が毒親の家庭だと気づいたらどうすればいいかなどを教える(でも自分の親が毒親だと認めることは辛いことなのでそこも考えなければ)
  • 派遣やアルバイトだけでも、仕事を一定時間以上している人は家族を養えるぐらいの給料を保証できる社会をつくる。(最低賃金のアップや派遣職員の福利厚生の環境を改善する)
  • 子育てについてイメージアップ。これは、イクメンがどんどん増えて、みんなが子育ての大変さを理解することによって可能だと思います。

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