この間、夫とけんかをしました。これをきっかけに私は「人を軽蔑する」ことをやめて、「人を軽蔑する」ことによるストレスをなくす考え方を思いつきました。
喧嘩の流れは以下です
私「人が話をしているときに漫画読むのって失礼じゃないか」
夫「うーん、そうかもしれないけど・・・」
私「人の話を何かしながら聞く人って軽蔑しちゃうな、夫君もそう思わない?」
夫「そうだね、確かに悪いことだね、次からやめるよ、でも君も俺が何かしようとしているときに話しかけるときは一言ほしいな」
私「うん、私も悪かった、ごめんね」
私「そういえばさ、夫君はあまり人のこと嫌いになったり軽蔑したりしてないようにみえる」
夫「そうだね、俺は人を軽蔑する人の方がなんか嫌なんだよ」
私「(!)どうして?」
夫「人の悪いところばかり見ているような気がしてね」
私は勉強や、やるべきことをしない人が嫌いだった
私は、夫と喧嘩をする時、「いい大学出てるのになんで~なの!?」とか「ただ遊びに大学に行ったんですか!?」などのセリフを、少し夫を軽蔑しながら言うことがありました。
それは、私にとっては「大学では勉強をし、論理的な考え方を身につけ、批判的な目を養うもの」という価値観があったからです。
だけど、今回夫が「軽蔑というのは人の悪いところばかり見ている気がして嫌だ」といったことで、考えを改めることになりました。
「軽蔑しちゃう人」にも優れている点はある
例えば、今回の喧嘩では夫の「人の話を聞くときに漫画を見ようとする」態度を軽蔑しました。
でも、そんな夫は、私よりも人間関係がとても得意だと私は感じています。
それは「人の悪いところばかり見ない、いいところを探す」という夫の考え方にも表れています。
私は人を軽蔑してしまい、人間関係でストレスを溜めることが多かったのですが、夫は仕事でも人間関係でストレスはなさそうです。飲み会も参加することが多いです。私はオンとオフを切り替えたいので、飲み会はあまり好きではありませんでした(友人との飲み会は別ですが)。
私も夫のように人間関係でストレスを溜めないようにできたらいいのに、そんな人間になりたい。と思っても、経験が必要なのですぐにうまくはいかないと思います。
私は勉強を主体として生きてきました(あんたは勉強だけしてなさいと言われ、部活も親にやめさせられたりなど、嫌でしたが私もその考えに納得していました)。
夫はバランスを大事に生きてきたそうです。
円グラフで考えると優しくなれる
円グラフの中身は人それぞれですが、重視していることが何かによってその人の特性ができると思います。
例えば図の円グラフでは左が私、右が夫とします(実際はもっと複雑な要素がありますが、っここでは説明のためシンプルにしてます)。
何かに多く費やせば、何かを削らなければならないということを表しているのが円グラフです。
円グラフで考えると「この人のここは嫌なんだけど、どこかに私の知らないところにすごいところがあるんだろうな」と考えることができます。
そうすると、いちいち無駄にストレスを溜めなくて済みます。
人を軽蔑していた自分が恥ずかしくなった
夫との喧嘩で気づくまでは「人を軽蔑するのは仕方ない」と思っていましたが、これって何て想像力がないことでしょうか。
さらに、いい面が見えていても悪い面を厳しい目で見ていたなんて。
確かに、相手の悪いところはある。でもそのかわりに他の要素が伸びている。
悪いところは、その人にとってあまり重視されていなかった部分なんだ、まだ未熟なんだって思えば、誰にでも優しくなれそうな気がします。
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