食事のしつけ(平井信義さんの本より)

こんばんは、るーるーです。

最近また、3歳のわが子とうまくいかなくなってきて困ったので、育児本を色々読んでいました。

今日は『5歳までのゆっくり子育て』という平井信義さんの本にとてもいいことが書かれておりましたので、その中の、「食事」について、メモしておこうと思います。

悩み1:食事をきちんと食べてくれない

A.面倒がらずに外で遊ばせて、おなかをすかせる

A.おやつは、3度の食事を熱心に食べることができるくらいの量にコントロールする。

子どもが「もっとほしい」とねだっても、「夕食後にしましょうね」と言って絶対に与えないこと。すると、だんだん聞き分けが良くなってくるので、親の苦労が少なくなるし、がまんする力も育つ。

いつでも何か食べて良いという日本の文化は何とかしなくてはいけない

欧米ではティータイムが決まっていて、それ以外の時間には何も食べないから おやつの問題が生じないそうです。

えー!そうだったんですか!平井先生の本を読んでいるととても勉強になります。

私も、いつでもお腹がすいたら食べていいうちで育ったので、それでいいのかなと迷ったり、子どもにねだられるとお財布が潤っていればつい、「いいよ」なんて買ってあげちゃうこともありました。

食べてもいい時間が決まっていると、子どもにも「3時のおやつの時間にしか食べられないよ」と伝えやすいですよね。

これからは、おやつは決まった時間にしようと思います。

悩み2:偏食をなくすには?

  1. おやつの時間と量をきちんと決める
  2. 食事の強制をやめる
  3. 遊び始めたら、もうおしまいね、と片づけるようにする。この時子どもが「食べる!」と言い出したら、「夕食の時たくさん食べましょうね」ときっぱり片づけてしまうことが大切。泣いても「夕飯にね」を繰り返せばよい
  4. 家族に偏食の人がいるときは、その人が偏食を直す努力をすると、こどもがその姿を見ていてまねするようになる

おやつが多いと、3度の食事が遊びながらになってしまったり、好きなものしか食べなかったりしてしまう。

食べてほしいからと強制すると、子どもは拒否的態度になってあまり楽しく食事できなくなってしまう。

悩み3:食事中のお行儀

  1. 食べ物をこぼしても絶対に騒がないで急いで始末するが、子どもにできることは手伝ってもらう「この次はこぼさないようにね」と励ます
  2. 食事を楽しい時間にするには、楽しい話を家族ですること。楽しい話題を話して楽しむ食事文化がないから食卓がテレビに占領されてしまう。面白い話題はないかと考えておく

失敗を責められずに温かく受け入れられると思いやりや他人を責めない心が育つそうです。

私自身は、夫が失敗したらけっこう責めてしまっているので、私も親などに、失敗したとき責められたりしたってことですよね。こういうのは良くないんだなと勉強になります。

平井先生は、日本の食事文化が出来上がるまでは何十年かかかるだろう、と書かれています。食事中に楽しい話ができれば、テレビは茶の間から姿を消すだろう、と。

まとめ

食事やおやつの問題で困っている方にこの記事が役に立てばうれしいです。

私も、おやつの与え方に反省することがありましたし、食事をもっと熱心に食べてもらうには、いっぱい外で遊ばせることなんだと知り、外に連れ出す日が増えています。

そしたら、わが子は食事を一生懸命食べるようになりました(朝だけはどうしてもあまり食欲がないようなのですが)。それに、おやつも決まった時にだけ食べてくれてあまり癇癪を起こさなくなりました。

私は、この平井信義先生の『5歳までのゆっくり子育て―「意欲」と「思いやり」のはぐくみ方 (PHP文庫)』を読んで、子どもに接するにあたりとても大事なことを学びました。素晴らしい子育てをする平井先生のやり方をたくさんの人に知ってもらいたいなあと思うので、また、この本から学んだ大事なポイントをこれから記事にしていく予定です。

私も、みなさんも幸せな子育てができますように

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