こんばんは、るーるーです。
実家にあった本を借りたのですが、返さなくてはいけないので、メモしておきたいと思います。
『脳がみるみる甦る53の実践 脳のパターン別に「するべきこと」』米山仁啓著です。
帯には、これで死ぬまで元気!ボケない脳をつくるためにできることから始めよう!と書かれています。
衰えたり、活性化したりする基本的な脳のメカニズム
はじめに
- 脳は使えば鍛えられ、使わなければ衰える
- マンネリと新しいことのバランスを取るのが大事
- 新しいこととは、未知の世界に挑戦する、苦手なこと難しいことをする、面倒くさいと思うことをする、しんどいと感じることをする
脳の仕組みと活性化の方法
脳に刺激を与える方法が書かれています。
前頭連合野→音読、計算、解釈、難解な思考
ブローカ野→言葉を思いつく、言葉を声に出す
運動野→手、指、足など体を動かす
頭頂連合野→不慣れな土地を旅する、ナビを使わず運転
体性感覚野→リアルなものに触れる
聴覚野→いろんな音を聞き分ける
ウェルニッケ野→言葉を理解しようとする
視覚野→見たことないものをみる、フォーカス機能を働かせる
1.脳を効率的に働かせるには歩くことが一番
脳を鍛えるには体を動かすことが手っ取り早くて有効。
体を動かす、特に歩くと脳に血液がいきわたり、脳全体が活性化する。
2.音読すること
音読は、内容をそれなりに理解していないとできない
自分の声を聞くことで、よく考えることや記憶の定着につながる。
イントネーションが正しいかどうか、意識してどんどん声を出していきましょう。
大きな声で歌を歌うと、腹式呼吸で血流がよくなり、脳に酸素が運ばれるのでとてもよい
3.アウトプットと同時に手で書く
手で書くとよく覚えるのは、体で覚えるし、書いた字を見ることで視覚的な刺激があるから。
ブログを書くのも、何か書くことはないかと脳が意識するし、ブログを書くことでアウトプットできるので脳に良い刺激になる。
4.指を使う
利き手と反対の手で日常の事を行うのも脳が活発になる
指先を使うとき、楽しいと思うことをすること
手を使う楽しい趣味を見つけてどんどん上達させるのが良い
5.感覚を研ぎ澄ませる
食べるときに目隠しをし、鼻をつまんで、何を食べているか当てるのは、とても脳の刺激になって良い。
歩くときも匂いの感覚を研ぎ澄ませるとよい
6.計画・戦略を練る
家事は、頭と体をまんべんなく使うという意味では理想的な動作。
特に料理することは、いろんな脳の分野を刺激し、とても脳に良い
7.発想を広げる
いろんな人のいろんな人生を見聞きすることが大切。落語、映画、歌舞伎、ミュージカル、など、登場人物になったつもりで楽しむと自分の発想が豊かになる。
8.ストレスを有効活用する
やる気を上げるうえで励みと感じられるストレスはいいストレス
良いストレスを利用する。一種の緊張状態と言ってもいい。緊張するとアドレナリンがでて、身体を活動的にしてくれて、脳にもよい。
しかし過度の緊張状態は悪いストレス
9.マンネリを打破する
家に閉じこもってテレビを見るだけというのが、最も脳を老化させる生活習慣。
毎日の繰り返しを少しでも変えてみるのがよい
例えば、道順を変えて目的地に行くこと、駅を一つずらして降りる、一本前の電車に乗る、バスを利用してみる、自転車で行ってみる
10.難しいこと、苦手なことに挑戦する
いつも難しいことに挑戦している人は、脳が快感を得ようと難しいことに自ら向かおうとするいい状態である。
外国語を勉強したり、苦手なカラオケの曲に挑戦するのもよい。
歌詞の意味を考えながら、情感を込めて歌うと脳の感情系も刺激できる。
11.新しいこと、面倒なことをする
面倒くさいと思うのは老化の兆し!
面倒くさいことをまったくやらないと、老化の道をまっしぐら
どんなことでも、楽しみを付加させると苦痛ではなくなるので、新しいこと、面倒くさいことをどんどんやろう!
12.生活のリズムを作る
起きる時間、ご飯の時間、寝る時間は変えない方がいい。
規則正しい生活の中で、どれだけ新しくて刺激的なことをできるか考えるとよい。
脳が甦る53の実践
このパートは、上記12項目をどうやって日常に組み込むかをわかりやすく書いているパートです。この中で私がメモしておきたいものを書いていきます。
- ラジオ体操をする
- 朝にウォーキングする(いつも体を動かした方がいいですが、特に効果的なのは朝)
- 笑うときに大きな声で笑う
- アカペラで歌うと効果倍増
- 俳句、川柳、短歌をたしなむのもいいし、声に出して読むことがいい
- 話をまとめて書く。ポイントを絞ったりするのに脳を使うので
- 手書きの手紙を書く
- 機械を使わず手動でやってみる
- 1時間に一度、目の中央で物を見るのではなく、目をいろんな方向に向けて物を見てみる。遠くを見るのもよい
- ポケットに入れたコインがいくらか、触って当てたり、コインの表がどっちか当てたりする
- ニュースを後で人に伝える前提で聞くと、より人の話の内容がよくわかるようになり、人との会話がかみ合わないということが減ってくる
- 家事を家電を使ってもいいから効率的にやる。~している間に~しておくなど
- 旅行を計画する。ツアーじゃなくて自分で計画すると脳の活性化
- 気分が停滞しているときこそ思い切ったおしゃれをし、他人の目を思い切り意識してみる。おしゃれに興味がなかった人ほど有効
- 人をギャグ、ダジャレで笑わせる
- 映画などを人と一緒に見て、感想を話し合う。特に落語は映像がないので、脳をよく使うことになりおすすめ
- しりとり。テーマを決めたしりとりもよい
- 連想ゲーム
- クロスワード、数独
- クラシックを聴いて、情景を想像する
- 大勢の人の前で話す
- 数量に制約を課す 例)旅行の目的地をどこにするかというとき、アイデアを必ず20個出す!と自分にプレッシャーをかける。制約を受けている状態は一種の緊張感を生み出し、脳の血流が増え、脳が生き生きする
- 締め切りをあえて作ってとりかかる
- 時計、バッグ、服、靴など、いつもより2~3倍高いものを買ってみる
- 旅行に行く。日本より海外の方が脳の活性に効果がある。時間がなければ日帰りでもいいし、制約の中でも旅行にはいこうとすればいける
- いつもと違う店に行く
- 環境を変えて音楽を聞いてみる。お風呂で、とか暗くして、とか
- 普段聞かない音楽を聴く
- デジタル機器は脳が休んでしまう
- 地域の集まりに積極的に参加する
- ボランティアをする
- 2か国語のテレビ番組で英語を聞くとき、字幕をつけるなら音声を消す。音声を聞くなら字幕をつけないようにして、聞き取れる単語、知っている単語があったら声に出す
- 消費税を暗算したり、計算しながら買い物かごに入れていく
- ギター、ピアノ、初めての楽器を演奏する。新しい習い事もいい
- コンビニで何でも買うのではなく、ペンを買うなら文房具店に行ったりすると、選べる選択肢が増えたり、感性を鍛えることになりよい
- わからないことを調べる。外を歩くときは草花辞典を片手に歩く。知らない花があったらその場で調べる
- 完璧主義の人の方が、終わった仕事に関心を持たないため、ひとつのことをやり終えるたびに関心が別のところにうつってしまい、記憶が完了して忘れてしまう。そういう意味で、仕事は中途半端にする
- 脳にいい食べ物は、ピーナッツ、大豆、みそなどに含まれるレシチン。マグロ、すじこ、はまち、イワシなどに含まれるDHA
読んだ感想
私はとても面倒くさがりやで、やらなくてもいいことはしなくていいや!という考え方でしたが、それで脳が老化してしまうなんて!うすうす気づいてはいましたが、これからはどんどん面倒くさいことをしたいと思います。
脳が老化するのは嫌ですからね。
新しいこと、難しいこと、おしゃれしたり、声に出したり、制約を課して緊張感を作ることが大事なんですね!目もいろんな方向に動かして物をみたり!(ギロッ!笑)
面倒くさいことをやるメリットがこんなにあるとは!
むしろ面倒くさいことをやらないと脳が老化してボケまっしぐらなんて!
ここまでわかれば私もやる気がでましたよ!やってやろうじゃありませんか!
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