生きるために必要なお金の知識「かしこいカップルが最後に笑う」のまとめ

かしこいカップルが今日は、「かしこいカップルが最後に笑う~2人で4倍豊かになる9ステップ」デヴィッド・バック著

をみなさんにオススメするべく、まとめたいとおもいます。

この本のオススメポイント

  1. 自分の大切な価値観に沿ってお金を使うように意識することができる
  2. 収入が少なくても、お金を貯めたり増やしたりできるということがわかる
  3. 自分の人生において、どんなお金が必要で、場合によってどのやり方で貯めればよいかの基本的な知識が得られる。

文は読みやすく、自分で具体的にどうするかステップも書かれていて、私もこの本で家計管理の仕方の基礎を学びました。

自分の夢や、大切な価値観を紙にかいて、夫の書いたものを見て価値観を共有したり。

この本の通りにやってよかったこと

  1. 自分や旦那の価値観がわかった
  2. 自分や旦那がどういう夢を持っているかわかった
  3. 保険を見直すきっかけになった
  4. しっかり家計簿をつけて、投資などで貯めようと思った
  5. 自分のお金を自分で管理するということが、こういうことか!と自信を持って生きていける

この本はとても大切なことばかり書かれていますので、一読の価値ありです。

お金についてのコツ

  1. お金のことは、夫婦で話し合っておいたほうが仲良く過ごせる
  2. 自分が重要だと思っている価値観を5つあげる。その場合~をする・持つ、という目標ではないことに注意(私の場合→家族、健康、社会貢献など)
  3. 次に、その5つの価値観についての目標を書いて、いつ始めていつ終わるか、いつまでにどのくらいという具体的な目標にすること
  4. 例えば毎日ペットボトルのジュースなどを買って飲んでいる人は、それを1日100円として貯め、投資にまわすことができる。投資にあてる金額はどんな収入の人でも捻出できる
  5. 「退職金のかご」「安心のかご」「夢のかご」の三つに分けてお金の準備をする
  6. 「退職金のかご」とは引退後の生活のためのお金を十分に蓄えておくかごである
  7. 「安心のかご」とは急病や愛する人の死、失業などからあなたを守る
  8. 「夢のかご」とは、自分達の夢をかなえるためのたくわえ

 

退職金のかご

・401k(確定拠出年金)というのがよい。サラリーマンは年間5万円の「個人年金保険料控除」。自営業者はもっと控除される

・退職金が期待できない場合、自営業なら税引き前収入の10%を退職金のかごにあてるとよい(どちらも会社勤務なら、税引き前収入の5%)

・収入の1割を退職金のかごに入れていない=分不相応な暮らしをしている(本当にリッチになりたいなら15%)

 

<所得控除の特典のあるもの>

  1. 「国民年金基金(自営業者が利用できる)」~月々の掛け金は1口(7,110)以上で、上限68,000円(念81万6 千まで)
  2. 「小規模企業共済(自営業者、小規模企業の役員)」~個人版401Kと国民年金基金と併用すると、合計年間165万を非課税で老後のために積み立てることができる
  3. 「個人版401K(確定拠出型年金)(自営業者、企業年金がないサラリーマン。公務員、専業主婦は利用できない)」~企業型なら、企業が払う掛け金は損金になり、個人型なら、掛け金は所得控除の対象となる(掛け金の運用先を従業員または個人が自由に選べる)
  4. 「財形年金貯蓄(勤務先でこれがあるサラリーマン)」~条件を満たせば、利息が非課税となる(非課税となる限度額は550万円)
  5. 「個人年金(だれでも)」~年間5万円まで所得控除される
  6. 「変額個人年金(だれでも)」

・金融サイトの著者のおすすめ→モーニングスター、ヤフーファイナンス、Gomez

安心のかご

  1. 現金のたくわえをとっておく(3か月分の支出額)
  2. 二人とも必ず遺言書やリビングウィルを作成する
  3. 医療保険に入る~これは著者がアメリカ?の方なので、日本ではどうか吟味する必要があります。
  4. あなたに依存する人たちを生命保険で守る
  5. 所得補償保険にはいる(障害のための)
  6. どちらかが60になったら介護保険も考える

夢のかご

・2年以内でためるならMMF~この本にはMMFという投資信託の種類が良いと書かれていますが、アメリカでは良いのでしょうか。日本ではあまりにも金利が低く、2年以内でMMFではとても貯まりそうにないと思いました。ただ安全性が高いとされていますが、それも私的には懐疑的なのでMMFを利用しようとは思いません。

・2~4年でためるなら短期債権ファンド(公社債投信、バランス型ファンド)

・4~10年で貯めるなら成長志向の商品。つまり株式ベースの投資信託、インデックスファンド、リスクがあるので目論見書をよく読んで

・10年以上かかりそうなら→変額年金

 

まとめ

だいたいこんな所ですが、お金の基本的なことは学ぶことができました。この本の初めの方に、お金に関する書類をファイルにまとめる作業のやり方がのっているんですが、うちはそのやり方で管理しています。

何しろ、私のお金の知識はこの本が始まりでしたから。。

確定拠出年金なども、「退職金のかご」を作っていくのには必要だと感じたのでまた勉強していきたいと思います。

 

あと、この本は、2001年のもので、今から15年も前です。また、著者のデヴィッドバックさんはおそらくアメリカの方なので、日本には合わないところもいくつかあります。また、投資信託や保険についてはあまり詳しく触れられていません。

調べていくうちにお金についてとてもわかりやすく解説されているサイトを見つけたのでご紹介します。

「お金のトリセツ」という日興アセットメント株式会社のサイトです。

私もブックマークしてしまいました。

それでは今日はこの辺でノシ

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