『3歳までの子育ての教科書』の感想。3歳までが大事な時期

2018年、今年もよろしくお願いします。

また図書館で借りてきた本が良かったので、忘れないようにメモしておきたいのとアウトプットしてよく覚えておきたいところをリストアップしようと思います。

『3歳までの子育ての教科書 かならず知っておきたい19の子育て法』という本です。

19人の脳科学者や育児書の著者、小児科医、歯科医、料理研究家、夜泣き専門保育士などの見地から書かれており、色々参考になりました。

脳科学者 茂木健一郎先生

3歳までに安全基地が築かれれば人生の困難に打ち勝てる。

安全基地を作るには。アイコンタクト。子どもが求めて来たら忙しくてもしっかり向き合うこと。目を合わせてにっこりほほえむこと。これ以上にはないほど重要。

ジュディス・リッチ・ハリスという心理学者によれば子どもの人格形成には親の影響はあまりないことがわかっています。他者との関係性が大事。つまりお母さんがどのようなネットワークの中で生きているかが大事。母と子で閉じこもっているより、いろんな人と接するのがいい。

地頭を鍛えるには、少し難しい課題に粘り強く取り組むとよい。

日本大学大学院総合科学研究科教授 林成之先生

3歳以下の子どもには、知識の詰込みではなく、まず本能と、心が伝わる脳をはぐくむことが大事。

①学ぶことに興味を持ち正しい判断と理解力を高める本能を育む

親が子供と仲間になって何事にも興味を持たせる習慣。子どもが興味を持ったら、「面白いね」「すごいね」「やったね」と声をかけてあげることが大事。するともっと興味をもってくれる。

3歳以下の子供を叱るときは、逃げ道や、逃げ道になってくれる人を用意する。

価値判断は、親が叱って覚えさせるより、自分で学ばせるのが望ましい。

同じ遊びを何度も繰り返すと、微妙な違いを理解するので、繰り返し遊びが大事。これで正しく判断、理解する能力が磨かれる。

②心が伝わるコミュニケーション能力を育む

子どもが使った言葉を最初に使うと、子どもの脳に入る会話ができる

子どもが言うことを聞かない時、こうしろああしろと命令するのではなく、子どもが自分でするようになるような、よい質問を投げかけることが大切。

無視されたり、仲間外れにされたりすると生きたいという本能が崩れてしまう。

③自分のレベルで子供を育てるのではなく、親子で共に進化する

親も子供と一緒に成長する、この子がいるから自分も立派な親になれると子どもに感謝する。

脳科学者 中野信子先生

育て方によっては脳はいくらでも成長できる。

泣いても伝わらないと、自分は世界に対して無力な存在なんだと思い込んでしまう。そういう時にベビーサインで考えを表現できるようになると、自信が芽生える。そしてコミュニケーション能力が伸び、その結果パパママも育児が楽しくなるでしょう。

妊娠中はストレスが大敵。モーツァルトでなくても、お母さんがリラックスできるものなら何でもよい。

他者を思いやるソーシャルスキル(SQ)が大事。親子二人で家にいたらSQはなかなか発達しない。他の子や、他の人、お客様などいろんな人と接することが大事

自立して生きられる頭のいい子供はマニュアルだけでは育たない。マニュアルを捨てて、子どもの可能性をどうしたら広げてあげられるかを考えることが育児の本質ではないかと思います。

白梅学園大学学長 東京大学名誉教授 汐見稔幸先生

引っ込み思案な子にさせない7つのポイント

①子どもが自由にできる空間を作る

危険がないように配慮しながら、可能な限り子どもにものなど自由にいじらせる空間を作る。これが子どもの積極性、意欲を育てる

②いたずらや危険な行動を頭ごなしに否定しない

本当にダメなこと以外はできるだけ温かく諭してあげてください。

3歳までの子どもはまだやっていいこととダメなことがわからないから、「それをしちゃだめでしょ!」などと頭ごなしに言われると、心に小さな傷を残してしまう。

③子どもの個性を親として引き受ける

電車でずっと遊んでいたいところに、他の英語教材をやらせようとしたりすると、個性が伸びない。

④大変なイヤイヤ期こそ、子どものプライドを尊重したい

⑤世界と具体的に出会わせる

お決まりの散歩コースを作って、そこを一緒に歩けば、四季を感じたり、虫など見つけたり、いろいろ世界についてのイメージを作ることができる。

自然とどう出会うか、ということと、人間とどう出会うか、ということ。

親との出会いが一番大事な出会い。できるだけ温かく、愛情をもって接する。そうして、人への信頼感を育むことができる。

⑥子どもは自分で自分を発達させるので、見守る育児を大事に

⑦きょうだいが生まれる場合、上のこどもと、より濃密な時間を持つ

さらに、お母さんたちは育児のストレスをうまく発散させてください。

ワイワイガヤガヤできる場をもつ努力をしてください。

お母さんの自由こそ、子どもの自由となる。

花まる学習会代表 髙濱正伸先生

ティッシュを全部取り出したり、積み木を積んでは壊すような、幼児特有の遊びをやっている子は強い。

3歳までは、今からこれをやりなさいと言われてやることより、主体的に集中してやっているクリエイティブな遊びが大事。

十分な母親の愛情を受けなかった子は、メシを食える大人になりにくい。

愛情を注ぐには、3歳までなら、微笑んであげることと、スキンシップをしてあげること。

これが母と子だけで家に閉じこもっているとストレスがたまってできなくなってしまう。

実家の親などと時々話して、ストレスを発散させることが大事。

韓流ドラマなどでときめくことや、週一のパートでも出かけると、魔物が取れたようになりま。育児一辺倒にならず、心が安心できるカードをいくつかそろえておくことが大事です。

NPO法人ファザーリングジャパン理事 久留島太郎先生

育児でお父さんがへこまないための7か条

①子どもは思い通りにならなくて当たり前

良い反応が返ってこなくてもそういうものだと思い、余計な心配をしないように

②いや!は心を開いてくれている証拠

子どもは嫌!と言える相手にしかそういわない。

③父親らしさにとらわれないで

自分は父親なんだという自覚をもって、いつもお子さんのことを想ってあげてください。それが一番の父親らしさなんですから。

④オムツ交換、入浴タイムは子どもと接する大チャンス

大変だなーと思わず、ラッキーと思ってください。

無理に遊ぼうとするのではなく、こういう日常の育児をいかに楽しくこなすかを考え工夫してみてください。

うまくいかずに面倒に思っても、それも含めて子どもとのコミュニケーションなのです。

遊びのつもりでやってみてください。

⑤チャレンジ精神を大切に

まずはチャレンジすることが大事

⑥ビジネス感覚を育児に活かそう

子育ても営業も同じ。

こどもはどうやったら興味を持ってくれるのか、仕事と同じでいろんなアプローチを試み興味を引き出してください。子育てにもその努力は必要なのです。

⑦ダメダメでも参加することに意義がある

わからなくともそれなりにできることはきっとあるはず

 

シンプルなことの繰り返しこそ子供にウケるコツ

繰り返し遊びを飽きるまで一緒になってやってあげることが一番の遊びになる。

おもちゃだけ与えて遊ばせるのではなく、一緒にする、一緒にできることを考えて一緒に遊んであげることが大切な親の仕事。

桜美林大学准教授 山口創先生

抱っこしているだけで、子どもの知性が育まれる。皮膚は露出した脳である。

優しくなでられたりスキンシップすることで、オキシトシンという物質が脳から出て、10分くらいで分泌され、20分でピークに達する。オキシトシンは、愛情を深め、感情を豊かにする、社会性を育む、協調性や思いやりを生み出す、攻撃性を低下させる。

スキンシップは子どもの反応を見ながらするのが大事。

くすぐり遊びはおすすめだが、笑わなかったり無関心だったり、嫌がるお子さんがいたら、スキンシップによる愛情が少し不足しているかもしれない。

一日10分、しっかりと子どもに向き合い、こどもだけに集中し、スキンシップを取る。

ちょっと抱っこして離す。抱っこした時は、しっかり集中するやり方がオススメ。

明治大学文学部教授 諸富祥彦先生

親の心の安定のために、1日数時間の子離れは重要です。

育児におけるストレスが溜まっているのは、多い順に、専業主婦、フルタイム、パートタイムやアルバイトだそうです。

パートタイム育児の勧め。そして、離れている間は、保育園なのど育児のプロに任せるのが一番。

やってはいけない3大NG

①イライラしながら、子どもと接しないこと

特に0から1歳の間。

②否定的なセリフは禁句

どうせできないでしょ!はダメ。本当にできない子になってしまう

ゆっくりでいいから最後までやろうね、などと肯定的な言い回しにする。

③きょうだいや友達と比べないこと

 

 

親の心の安定が一番大事。カリカリしないための2大ルール

①ストレスを少しずつでも解消させてため込まない

アロマ、音楽、運動・・・

②完璧な子育てなどないと思うこと

臨床心理士 長谷川博一先生

0~3歳まではしつけを考えなくていい。

この時期のコミュニケーションは「なに?」「うん、わかった」「いいよ」の3つでほぼ成立。

わがままを許してあげること。

ほしいものを要求されたら、どうしてほしいの?と聞いてあげることが大事。

子どもをしつけていい子にさせている場合、将来子どもに悪い影響を与える。

また、苦労する親の姿を見て育つと、自分を生きることを放棄し、他人のために生きるというふうになってしまう。

見えない虐待(早くからいい子にしつけたり、苦労する親の姿を見せたり)をしてしまう人は、母親たち自身が子どもの頃にこどもらしい生活ができなかったというのがあげられます。

幼いころ、本当はこうしたかったという思いを紙に書いたり、絵に描いたりすることで、本当の自分の思いを認めてあげることを何回もやっていくことによって、自分も子どももありのままに受け入れることができるようになる。

神山潤先生

子どもが夜更かしして困るなら、お父さんもお母さんも寝ること。

気持ちよくぐっすり寝ること。

メラトニンは1~5歳までに大量に分泌されるホルモンなので、この時期にきちんと寝るのが大事。

無理やり寝かせるのではなく、寝ることは気持ちいいのだから「いっぱい眠ってスッキリしたわ。おなかすいたね、何を食べようか」「こんばんはどんな夢を見るのかな。朝起きたら教えてね」など、眠りの世界が魅力的であることを伝えるのもよい。

「快」に敏感であることは生きる力そのものなのです。

 

夜泣き専門保育士 清水悦子先生

夜泣き改善の3ステップ

①朝は7時までに起こしましょう

②日中は活動的に。昼寝のさせすぎに注意。昼寝中は部屋を真っ暗にしないこともポイント

③寝る前30分はいちゃいちゃスキンシップタイム

おしゃべりしたり、子どもの良いところを具体的に話したり、絵本を読んだり、部屋を暗くしながら過ごす。

夜泣きの原因になるもの

夜泣き?と思ったらすぐに抱っこ、おむつ、ミルクなどお世話してしまうとよくない。寝言泣きかな?と思ったら2~3分は様子を見ましょう。

寝る前にジュースを飲むと、血糖値が乱高下するのでよくない

遅い時間にお風呂に入るとよくない。

養生家庭料理研究家 梅崎和子先生

母乳にはお母さんが過剰に摂ったものを排出するという作用もあるので、授乳中は食事に注意。

お米中心で、野菜と豆、少しの動物性たんぱく質を足してあげる食事

まとめ

今までいろんな育児本を読んできましたが、色々な人の子育てに関する意見を一度に読めて良かったです。

そして、子どもに対してどうやって接したらよいか、やっぱり3歳までは温かく、そしてニコニコして、子どもがこっちにきたらきちんと対応してあげるということに尽きるのかなと思いました。

この本にも書いてあった通り、ただこれだけのことが大変でした。

ずっと子どもと一緒でイライラしてしまったり。パートに少しだけでも出てみようかな、なんていう気にもなりました。

現在子どもは2歳で、言葉でのコミュニケーションができるので、私はほとんどイライラすることがなくなったので、そういう意味では子どもと離れる必要はないかもしれませんが。

イライラしてしまっていたのは子どもが小さい時だったので、小さいころにパートに出てればよかったのかなーなんて。

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